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3つの取り組み

遊びで育つ
余暇教育の取り組み

子どもの時にしかできないこと、育めない能力があります。子どもの「なぜだろう、なぜかしら?」という好奇心や探求心は、生活の場で遊びを通じて育ちます。そんな子ども達の知的好奇心をきっかけに、子どものやる気からスタートさせ、子ども自らの興味や関心に従って自由に学ぶといった「遊びの環」を定着させることが重要だと考えています。
クラス・ド・シュシュでは、年間を通して多種多様な遊びのプログラムを導入します。選択制ではなく、全員で遊びから学ぶ「学びの場」が重要であると考え、全員参加型に設定しています。こうして「遊びの環」を定着させることは、子どもが人生の糧を得るための有意義な「余暇教育」という「学びの場」になると考えるからです。

食で育つ
食育の取り組み

生きることは食べること。誰かと一緒に規則正しく楽しく食べられる。食材に触れること、食べるまでのプロセスに関わることで、生活の質の向上、心身の安定、社会性向上に繋がり、それが食べる力となります。
食の世界を子どもが体験し、食べることへの興味・関心が高められるように日本の郷土料理、世界料理、行事食、食事のマナー等様々な食育に関する取り組みを行います。

地域・社会で育つ

子どもが普段接することのない人との交流は、家族、友達、親戚といった日常的な人間関係からは得ることのできない、子どもたちの知らない異なる文化や、異なる世代から学び、新しい人間関係や物事に興味・関心を寄せる貴重な機会になると考えています。
地域や社会に接点を持つ、保護者様はもちろん、学生・シニア・多国籍の人たちが、子どもたちに関わる良き導き手として、コラボレーションすることで、豊かな心を育む学びの機会を与えることになります。シュシュの子どもたちが、ワクワク旋風を巻き起こし、創造的な学びの環を、地域や、社会に接点を持つ皆さんと、一緒につくっていくことができたら、嬉しいと思っています。
多文化・多世代共生の取り組み

6つの理念







道徳・マナー・ルールについて

マナー(思いやり・礼儀作法)ルール(集団生活での決め事)モラル(道徳・倫理)は、
特別に教えることではなく、日常的に自分たちで取り組むことだと学んでもらうために、毎日の生活場面で指導していきます。
マナーや道徳心は、子どもたちとスタッフの毎日のコミュニケーションを通じて、時間とともに習慣化されていきます。挨拶、片付け、整理整頓、人の話を聞く、質問をするといった社会性を身につけていきます。
英語について

1.習うより慣れろ
言語というのは、その国で生活せずに話せるようになるのは相当大変です。
当教室では、英語を「習うより慣れよ」と位置付けています。当教室の外国人職員(現在5名)の日常会話は英語です。シュシュの子どもたちは、この日常会話によって否応無しに英単語や英会話を毎日「リスニング」しています。英語を身に着けるには、インプット2000時間が目安とも言われています。当教室においては、通常月は、平均1日2.5時間、長期休暇月は1日4時間がインプット学習の時間に相当します。
週5日区分の児童の場合、年間約864時間の英語をインプットしているということになります。
英語を聞き取る耳が育ち、センテンスのリピートができるようになり、英語を英語のまま理解できる回路の基礎が少しずつでてくることは自然な有様ですが、2000時間という目安に到達するには、2年4ヶ月を要することになります。
*ネイティブレベルの発音や、英語検定対策を教えるものではありません。
子どもたちが、遊びの中で英語力の素地を育むことが目的であることをご承知ください。
2. コミュニケーション
もちろん、入会当初の子どもたちは、聞き慣れない、理解できない「英語」と、日本語が通じない外国人職員に対して必ず、戸惑いや反発の様子を見せます。しかしながら、子どもたちはその後、意思疎通を実現するために、毎日「見る」「聞く」「話す」「見つける」という動作を繰り返しながら、外国人職員とのコミュニケーションを図っていきます。日本語を身につけた時と同じ方法で、英語も習得していくわけです。
例年秋頃には、英語にも慣れてきて、それぞれが必要とする英単語や日常会話のフレーズを発する姿が見られるようになります。
あのね帳

今日の自分の気持ちや、出来事を振り返りながらあのね帳を書きます。
書くための時間を確保する必要があるので、平日のご家庭においてはなかなか難しいものです。
「嬉しかった」「楽しかった」などの同じような表現から、他の言い回しや表現を見つけて書くようにすると子どもたちの、文章力・語彙力の向上、伝える力が鍛えられます。
あのね帳を継続したことは、後になって子どもの自信にもつながります。
わたしたちも、子どもたちの行動や思考のパターンが客観視できることで、子どもの意外な側面を発見したり、文字のバランスを見ながら、子どもの心のバランスの崩れに気が付いたりします。どんな時も、子どもの気持ちに寄り添える存在でありたいと思っています。
おやつと食事について

子どもたちに、食に関する正しい知識と望ましい食生活を身につけてほしいと願って
おやつ、昼食はすべて手作りにこだわりました。
教室から程近くにある「かすがいおうちごはんさん」のご協力により、おやつ、食事はすべて手作りでの提供が可能となりました。
地域や、遠くのおじいちゃん・おばあちゃんの畑で採れる旬の新鮮な野菜や果物も活用させていただき、みんなで、子どもたちの成長を支えていきます。
余暇教育について

余暇教育の観点から子どもたちが多種多様な世界観に触れる機会を設けています。
年間を通じて「遊びから始まる子どもプロジェクト」を導入し、多言語、合唱、音楽、詩吟、俳句、書、絵画、造形、アート、刺繍・ハンドメイド、読書、作文、速読、体育等をプログラムに取り入れていきます。
また、学年の枠に捉われず、お金や職業、社会の仕組みについて考えてみるという機会も「子どもプロジェクト」の一環として導入します。
いろいろな世界観に触れることは人生をとっても豊かにしてくれると思っています。
私たち親はついつい、自分の世界観を子どもに伝えてしまいがちですし、子どもの力だけではいろいろな世界観に触れる機会はなかなかもてません。
新しい世界観に触れることで、グッと子どもたちの視野が広がりを見せると考えています。
子どもたちそれぞれの興味・関心を出発点とし、グループでプロジェクト(自分なりの問い
をたてて、答えにたどりつく学び)を推進する探究学習活動です。
子どもたちが協力しながら1つのテーマと向き合うので、協調性を養いながら成功体験を重ねることができると考えています。
特に、長期休暇中は、余暇教育の充実に取り組みたいと思います。
施設長あいさつ
2020年から実施されている「新学習指導要領」では、「主体的・対話的で深い学び」が重視され、子どもたちが自ら課題を設定し、解決できる力を育む、教科横断型の「探求学習」が求められています。
(全国学童保育連絡協議会/2012年実態調査より)
学校よりも子どもたちが過ごす時間の長いといわれる学童保育の時間を、子どもたちがどのように過ごすのかはとても大切なことです。
「クラス・ド・シュシュ」では、学童保育を単なる放課後の預かりではなく、放課後を、子どもにとって有意義な学びの場とする「余暇教育」と考えており、ゆとり教育でも、詰込み教育でもなく、知識や技能、コミュニケーション能力の習得とともに思考力、判断力、決断力、表現力などを育成することを重視しています。
「クラス・ド・シュシュ」の子どもたちは、放課後の活動において自らが、それぞれに問いを立て、考えながら、必要に応じてスタッフ・専門家を通じて、集団で学び合う探求学習に取り組みます。
学び合いが活性化するように、学び合いに適した人数で、きめ細やかにスタッフの目が行き届くこと、落ち着いた雰囲気を維持できるように配慮していきます。
子ども自らの問いとやる気、好きのはじまりからスタートする創造的な学びの場をつくっていくこと、学んだことが「活かせる」と実感できる本物の学びの場、現実的な学びの場を子どもたちと共につくっていくことが私たちの目指す姿です。
学校では習わないこと、学習塾とも違う学びの環境の中で、子どもたちの「好き」や「お気に入り」をたくさん見つけてほしいと思っています。
施設長 加藤あゆみ















