7月は「食」
- あゆみ 加藤
- 8月1日
- 読了時間: 4分
Jongsuです。しかし暑い。バテますね。
シュシュでは多様なレッスン構成において、月ごとに大枠のテーマが決められています。
7月は「食」。食材の名前や味覚、味の感想、食事の際の挨拶フレーズ、
英語レッスンはここに注力して進められました。

前々回、春過ぎのスタッフミーティングにて。
保護者様からのアンケート結果の中で
大きな比重を占めていたテーマも
「食」でした。
普段のおやつの提供に加え、
長期休暇(夏休み)は
昼食もシュシュでとることになります。
夏休みが始まり、シュシュ注文ランチも、
お弁当持参も、みな美味しそうに食べています♪
(ご家庭でのお弁当づくり、シュシュランチの準備スタッフ、本当にご苦労様です!)



わたしも二児の親。子どもの食について、
気になることはキリがありません。
わが家にも悩みが色々。
それについて夫婦がぶつかることも。
どの家庭もそうでしょう。
すべては子どもを思ってのこと。
おやつや昼食に関して、
「多い」「少ない」
「ああしたい」「こうしてほしい」
保護者のみなさま、貴重なご意見を提案いただき誠にありがとうございます。
ここで嬉しい悩み…あちらを立てればこちらが立たない。
すべての意見を叶える対応決定はなかなか難しい。
そこで、私が出しゃばった意見を述べてしまいました。
「そもそも子どもたち自身が、食べることに向き合う機会が必要なのでは?
何をどう提供したところで本人が拒否してしまえば不毛な努力。
大人があーせい、こーせい
うるさく言う理由、この愛情。
子どもたち自身が、
食べる=体を作る・育てる「自分事」として
捉えるチャンスは無かろうか?」
他の先生たちも同意してくださりつつ、
「そんなレッスンあればお願いします。あれば。」
引き受けました。笑
「あればお願いします。」
こういう状況に燃えるタチのJongsu先生です。
最初に浮かんだのは、管理栄養士に来ていただきお話を…
いやいや、それは学校でもどこでもやるだろう。
「シュシュ(学童保育)ならでは」が
何か出来ないか?目的は知識じゃない。
「食べることは自分ごと」と捉える機会。
つまり「楽しく学ぶ」レクリエーション。

ゼロからあれこれ資料集め…
発育、児童に必要なカロリー、おやつの重要性、ビタミンこんな種類あるの!?
嫌いを克服するレシピ、夏バテ予防、タンパク質(プロテイン)、
筋トレブーム、筋肥大、今年の夏こそお腹を割る!…
おいおい、ネットサーフィン大迷走。
どうしたものか。楽しいレッスンの画が浮かばない。
(ちょっとブレイク)
シュシュキッズの話を聞いていて、面白そうで手を出してしまったポケポケ。スマホゲーム。
現実逃避でカードを引く。やった!ブースターexゲット!!
さっそくバトル!!!スマホ画面はポケモンバトル。
炎エネルギーをブースターに、あと2つ必要。
間に合うか!?相手が先にエネルギー揃うか?
緊迫する画面…
間に合った!ブースターほのおのうず!!
勝った~♪
目線を上げた先のPC画面には3大栄養素の円グラフ…
体を「作る」「動かす」「調整する」食材群
赤・黄・緑…ピンと来ました。
3大栄養素を揃えて遊べるカードゲームが作れないか?
作りました。笑




今日のレッスン、何をしているの!?
ぐらいの大騒ぎ
ドタバタカードバトルが開催できました。
※キッズカード上の栄養エネルギーは、事前に児童たちから集めた好き嫌いアンケートを元にしたものであり、実際の児童の栄養状態を示すものではありません。



好きなものだけ食べていると、どうしても偏るんだよ。
足りないものは往々にして嫌いなものに入っていたりするんだよ。
だから大人はあれこれうるさいんだよ。
そして、味覚は成長と共に変わるんだよ。

赤ちゃんはミルク(甘み)以外を間違って口にしないために、余計な味覚は拒絶できるように産まれてくるそう。拒絶から始まる味覚の扉を開くのは体験の積み重ね…これが味覚の変化・成長。
今にがてなことは仕方のないこと。
無理をしろとは言わない。けど、ゲームとしてだけでも、試しに嫌いな食材を摂ってみない?
残さず食べるのは自分のため。
嫌いな食材エネルギーを自分のカードに付ける。
(たかがゲームでも、本当に嫌そうな表情・仕草がかわいらしい。)
3色の栄養がバランスよく揃えばワザが発動。
ひっさつ!プリティーダンス!

好き嫌いなく、たくさん食べて。
そんな大人のエゴが、まっすぐに少しでも伝わってくれていれば幸いです。
よく食べ、よく遊び、よく学ぶ。そんな夏休みの一部をシュシュで過ごしてもらいたい。
みんなが願っています。
