変わらない軸と、これからの一歩
- 6月25日
- 読了時間: 4分
🌱 クラス・ド・シュシュ4年目真只中

✨はじめに
クラス・ド・シュシュは、おかげさまで4年目を迎えています。
この数年で、社会も教育も、そして子どもたちを取り巻く環境も、
驚くほどのスピードで変化してきました。
AIの進化、働き方の変化、情報があふれる時代。
そうした大きな流れを感じるたびに、私は初心に立ち返り、
「シュシュが大切にしている教育とは何か」 を改めて見つめ直しています。
🔍点数だけでは見えないもの
日本では今もなお、子どもたちを「国語・英語・数学・理科・社会の点数」
で評価する空気が根強く残っています。
もちろん、基礎学力はとても大切です。 けれども、子どもの能力や、
その先の人生までも点数だけで判断してしまうことには、立ち止まって考える必要があります。
70点の人は合格で、69点の人は不合格。
偏差値55より56の方が優秀で、56より57の方がさらに優秀。
でも、本当にそうでしょうか。
70点と69点の“1点の差”で、 人としての魅力や可能性まで違うと言えるのでしょうか。
偏差値55と56で、 人生を左右するほどの差があるのでしょうか。
親としては、子どもの将来を思うあまり、 つい「もっと勉強させなければ」と焦ってしまいます。
私自身も、同じ経験をしてきました。
テストの点数は目に見える安心材料。
だからこそ、私たちはそこに頼りたくなるのだと思います。
🌈これからの時代に必要な「90%の力」
最近、興味深い調査結果に触れました。 幼少期のIQや学力テストのスコアが、大人になってからの賃金にどれほど影響するかを調べたところ、 その影響は 「たった10%ほど」 だったそうです。
では、残りの90%は何なのか。
私はその大部分を、 「コミュニケーション能力」 が占めると考えています。
自分の考えを伝える力。 相手の思いを受け取る力。 仲間と協力しながら課題に向き合う力。
これらは、点数では測れません。
AIが数秒で“正解らしいもの”を出してくれる時代。 ただ知識を暗記し、1点を争う価値は、これから大きく変わっていくでしょう。
📚シュシュが育てたい「学びの面白さ」
クラス・ド・シュシュがこれまでも、そしてこれからも大切にしたいのは、
「学びや探求って面白い!」 という感覚を、子どもたち自身の中に育てることです。
「これってどういうことだろう?」 そんな問いを自ら立て、
友だちや大人と対話しながら答えを探していく。
その積み重ねこそが、 これからの社会で求められる“90%の力”につながっていきます。
💡好奇心が、学びを動かす
「探求ばかりしていたら、成績が落ちるのでは…」
そう不安に思う保護者の方もいらっしゃるかもしれません。
けれども、学習科学や認知発達心理学では、 好奇心こそが学びを深める原動力 であることが示されています。
「もっと知りたい!」という気持ちが引き出されると、 結果的に学業への意欲も理解も高まりやすくなります。
実際に、好奇心の強い子どもほど、 読み書きや算数にも前向きに取り組みやすいことが報告されています。
そして私たちは、日々の子どもたちの姿から、その事実を強く実感しています。
好奇心は、子どもが自分から学びに向かうための大切な入り口。
だからこそシュシュでは、子どもたちの問いや興味を何より大切にしています。
🚀子どもたちの成長に合わせて、次の一歩へ
子どもたちの成長は、本当に著しいものです。 その伸びゆく力を目にするたびに、 私たち自身も次の段階へ進む時期に来ていると感じます。
変わらない土台を大切にしながら、 子どもたちの力をさらに育むための新しい手段を考えること。
クラス・ド・シュシュが、 これからも子どもたちの成長に寄り添い続けられる場であるために。
4年目の今、 私たちは 「変わらない軸」と「これからの一歩」 を両方抱きしめながら、
ステップを整える時期に入っています。
🌿 これからも、子どもたちの成長に寄り添いながら、次のステップを丁寧に整えてまいります。
どうぞよろしくお願いいたします。
稲垣 さとみ




